面倒くさい ― 比較する相手が違うかもしれな
「きものは面倒くさい」という声があります。
動きにくい、後始末が大変、手入れが難しい、
といった声も。
それは何と比べて「面倒くさい」のですか。
Tシャツとジーンズと比べれば、
確かに手間はかかります。
でも、
パーティードレスにハイヒールと比べたらどうでしょう。
振袖と比べれば大変でも、
紬の普段着きものならずいぶん違います。
きものにも種類があるので、
全部が全部同じく手間がかかるというわけではありません。
面倒に感じるのは、
「高いから汚したら大変」
「絹だから丁寧に扱わないと」
「何か間違えたら周りがうるさい」
という意識が積み重なるからではないでしょうか。
つまり面倒なのは、きものそのものよりも、
きものに対するイメージの問題が大きいと思います。
当社のデニムきものを着てみれば、
その意識が面白いほど変わります。
しわになっても気にならない。
汚れたら洗えばいい。
地べたに座っても平気。
怖いものがなくなると、
きものとのつきあい方がぐっと楽になります。
ゆかたが気軽なのも、洗えるから・安いからという理由が大きい。
それと同じことが、
もっと多くのきもので実現できればと思っています。