きものは難しいもの、
という印象を持たれることが多いようです。
着方がわからない、
ルールが多そう、
手入れが大変そう。
そうしたイメージが、
きものを遠ざけている理由のひとつかもしれません。
しかし、その多くは「知らないこと」から生まれています。
本来のきものはもっと自由なもので、
毎日無理なく着られていたものです。
ただ、日常から離れてしまったことで、
わかりにくくなっているだけです。
このガイドでは、
きものを着ない理由としてよく挙げられることをひとつずつ取り上げ、
もっと気軽に楽しむための基本を、わかりやすく紹介していきます。
「正しく着ること」よりも、
「無理なく楽しめること」を大切に。
少しずつでも、きものが身近な存在になっていくように。
きものをもっと気軽に楽しんでいただくために。
まずは知ることから始めてみてください。
English Summary
Many people feel that kimono are difficult:
too many rules,
hard to wear,
hard to take care of.
But much of that comes simply from unfamiliarity.
Originally, kimono were everyday clothing —
something people wore naturally and comfortably in daily life.
In this guide, we explore the common reasons people hesitate to wear kimono,
and explain them in a simpler and more approachable way.
The idea is not:
“how kimono should be worn,”
but rather:
how kimono can be enjoyed more naturally.
A small guide for bringing kimono a little closer to everyday life.
「きものを着ない理由」
1) きものはなぜ高いのか ― 正絹だけが本物じゃない
2) きものの適正価格 ― 洋服と同じ感覚で
3) 安いきものもある ― 「安くていいもの」を作ってみた
4) 買うところがない ― いい店を探してみてほしい
5) 買い方がわからない ― 仕立て上がりならわかりやすい
6) 着られない ― 知らないだけなら、覚えればいい
7) 着付けが難しい ― やってみると意外とできる
8) 決まり事が多い ― 普段着なら自分流でいい
9) 着て行くところがない ― 「これを着てあそこへ」から始める
10) 面倒くさい ― 比較する相手が違うかもしれない
11) 堅苦しい ― 普段着きものという選択肢
12) キモチとモノ ー そして普段着きもの
「きものの格について」
1) そもそも「格」って何だろう
2) 格がものをいう場面
3) 格はなぜこんなにわかりにくい?
4) 礼装以外は、全部「普段着」でいい
5) 先染めは本当に格下なのか
6) 格は難しい決まりじゃなく、便利な目安