きものの格について2

格がものをいう場面

格がどう使われるかというと、こんな場面です。

「結婚式には格が低すぎる」
「入学式にはもう少し格のあるものを」
「きものと帯は格を合わせた方がいい」。

最初のふたつはTPOの問題、
最後は組み合わせの問題です。

既婚女性の礼装を洋服と比べるとこうなります。

正礼装:黒留袖五つ紋 / イブニングドレス
準礼装:色留袖三つ紋 / カクテルドレス
略礼装:訪問着紋なし / ワンピース・スーツ

ここで注目したいのは、
正礼装や準礼装は、普通の人が一生のうちに
そう何度も経験するものではないということです。

略礼装はワンピースやスーツに相当しますから、
一気に日常に近くなります。

ちなみに招待状に書かれる「平服」とは、
この略礼装を指すそうです。

黒留袖や色留袖が必要な場面以外は、
略礼装の訪問着で大体何とかなりそうだと思うと
少し気が楽になりませんか。

ーー 格が重要なのは主に正装のTPO。
略礼装の訪問着は広い範囲をカバーできる。

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