格がものをいう場面
格がどう使われるかというと、こんな場面です。
「結婚式には格が低すぎる」
「入学式にはもう少し格のあるものを」
「きものと帯は格を合わせた方がいい」。
最初のふたつはTPOの問題、
最後は組み合わせの問題です。
既婚女性の礼装を洋服と比べるとこうなります。
正礼装:黒留袖五つ紋 / イブニングドレス
準礼装:色留袖三つ紋 / カクテルドレス
略礼装:訪問着紋なし / ワンピース・スーツ
ここで注目したいのは、
正礼装や準礼装は、普通の人が一生のうちに
そう何度も経験するものではないということです。
略礼装はワンピースやスーツに相当しますから、
一気に日常に近くなります。
ちなみに招待状に書かれる「平服」とは、
この略礼装を指すそうです。
黒留袖や色留袖が必要な場面以外は、
略礼装の訪問着で大体何とかなりそうだと思うと
少し気が楽になりませんか。
ーー 格が重要なのは主に正装のTPO。
略礼装の訪問着は広い範囲をカバーできる。